◎「なぜコンプライアンスが必要なのか?」  

 企業の「コンプライアンス」の確立・維持が不可欠になっています。 
 然るに、企業の不祥事は後を絶ちません。法令違反を行っているのにもかかわらず、それを隠ぺいし、ついに発覚してしまっても、なお責任を回避しようとする・・・。このような姿勢では企業運営・発展など望むべくもありません。  
 コンプライアンスの確立・維持は、
 ①それをアピールすることにより、顧客からの信頼の獲得と維持につながる。
 ②金銭的な損害やその賠償を起こさない(リスクヘッジ)。 ために必要不可欠なテーマなのです。


◎「なぜ、企業統治が必要なのか?」  

 では、不祥事を防ぐにはどのようにすればいいのでしょうか? 
よく「コーポレートガバナンス」という言葉が使われます。日本語で訳すなら「企業統治」といいますが、これにはいくつかの意味があります。 
 ここでいう「企業統治」とは、「コンプライアンスを確立させるための脅威への備え」を指します。
 「脅威」には、外からの脅威、そして「内部に潜む脅威」であり、内部に潜む脅威とは、おもに「人的脅威」です。例えば企業秘密や個人情報の漏洩のもっとも大きな要因が「従業者の不注意」です。パソコンのキーボードを一つ押し間違えただけで重要な情報が外に漏れてしまう、などということが現実に起こっています。また、大切な顧客情報の管理が甘かったために、退職した従業者に奪われて大損害を被った、という例も頻繁に起こっています。 
 これらを防ぐためには、細部にわたる「規律の策定」と「社内教育」、そして「モニタリング」「監査」です。

◎「当事務所はどのようにこれらの確立・維持・改善をサポートするのか?」
 当事務所では、マネジメント改善サイクルである「PDCAサイクル」に沿って、御社のコンプライアンス・企業統治の確立を「策定」「維持」「改善」していくお手伝いをいたします。

キャプチャpdca







 


 



  当事務所では、まず上記PDCAサイクルに基づくトータル的なコンプライアンス維持のための体制作りをご提案したうえで、①コンプライアンス方針の策定 ②各社内文書の作成 ③社内研修の実施 ④モニタリング・監査の実施 ⑤改善案の策定、などを受任・遂行いたします。